世界40か国以上も訪れたのに、アメリカだけはハワイも含めて行ったことがなかった。
別に一生行かなくても良いと思っていた。

が、今月、遂に行くことになってしまった。
ワシントン。

日曜日に到着したので、翌日の月曜日まで少し見て回る機会があった。

何と言っても一番印象に残ったのは、スミソニアン航空宇宙博物館。

B29の大きさに圧倒された。
その大きな翼の下に、組み伏せられるように展示されている「桜花」など、日本の戦闘機だ。

制空権を失ったところに、小さな日本の戦闘機の行けないような高い上空にこんなでかい飛行機が侵入されたらひとたまりもなかっただろう。

次にスペースシャトルDiscovery号。実機だ。

タイル表面がところどころ真っ黒になっていたり、剥離しているところもあり、大気圏突入時の激しさ、生々しさが伝わってくる。

まさに、科学技術による宇宙への挑戦という課題の難しさを見る思いだ。