2012-01-01から1年間の記事一覧

12月9日〜23日(2週間分)

9日 朝一番の新千歳発成田行は成田でモスクワ行に一時間の接続。ただでさえ大変なのに、新千歳出発が30分も遅れた。なんせダイヤ乱れの余波でチェックインにあたる職員が少なすぎ、出発時間を過ぎてもまだチェックインが終わらないのだ。成田でモスクワ行の…

12月3日〜9日

12月3日 月 朝から立て続けに3つの会議をこなす。夕方、遠方から職場の知人来る。北24条のとっておきの居酒屋で新鮮な魚を堪能したあと、近所のカラオケ屋で1時間半、締めは札幌ラーメン。ああ、また太る。帰宅後、オンライン英語レッスン。12月4日 火 知…

11月26日〜12月2日

忙しくてほとんど日記が書けない状態に陥っている。11月は1回だけしか書けなかった。せめてこの貴重な札幌の日々を何とか記録に残したい、ということで、少し備忘録的になってしまうが、試みとして、日々の出来事を一週間まとめてアップすることにした。い…

夕張でのショックな体験

10月はアルメニアに海外出張に行ったりして忙しかった。日記をアップしている時間がなかなかない。ところで、今日は大雨の中、特別なツアーに参加して夕張に行った。 安平町立の鉄道資料館では動くD51に乗せてもらったり、SLの機関士だった国鉄OBにお話を聞…

小樽と大林映画の休日

朝、道路工事の音で目が覚める。昨夜は遅かったのでゆっくり寝ていたいと思ったが寝てるどころではない。 予定よりかなり早いが、札幌から小樽行の列車に飛び乗った。南小樽で下車。少し小樽硝子の店を探索。そのまま、外人坂を目指す。 住宅街に突然現れた…

釧路湿原

翌朝は5時に起きてカヌーツアーに。朝霧にけむる川面に、車からカヌーを静かに下ろす。あたりを支配しているのは、静けさだ。時折、鳥の声がする。ガサガサっという音がして、川岸の見えないところでエゾシカが動いている気配。カワセミ、アオサギ、そして…

釧網本線

釧路湿原はただただ広い。 釧網本線の「ノロッコ号」で、窓辺に肘を付きながら湿原を眺め、湿原を吹き渡ってくる少し湿った風を感じているとつくづくそう思う。鉄道に乗っていなかったら、人跡未踏の地のようにも感じただろう。そして、こんな土地に線路を敷…

貸切の定観バス〜根室

夕方の特急「スーパーおおぞら」の指定席はほどほどの混み具合。隣のおじさんに少し遠慮がちに札幌で買った駅弁を開き、ぱくついているとほどなく日が暮れた。持ってきた文庫本を読んでいるとほどなく眠りに落ち、気がつくともう池田を過ぎていた。白糠付近…

JRバス「向日葵号」に乗って

北海道に来て初めての本格的な日帰り旅行の場所として、名寄を選んだ。札幌駅で、駅弁「えぞ賞味」を書い、車内で食べようかとも思ったが、待ちきれずにコンコースで食べてしまう。ちらし寿司の中にウニも入っているような豪盛な弁当を朝っぱらから食べてし…

近道発見

自宅から職場に向かう途中、大学構内の公園を横切る。この公園に小川が流れていて、そのためにぐるっと迂回していた。ところが先日、近道発見! 少し怖いがここを渡って通勤している。なんか子供の頃に戻ったような気分で面白い。 小川だと思って馬鹿にしてい…

一週間が過ぎて

今日で札幌に来て一週間になる。 新しい勤務先となった大学は緑豊かで、昼休みに散歩しているとここが大学であることを忘れる程だ。公園に面したアパートで、鳥のさえずりを聞きながら目覚め、窓を開けてさわやかな北国の風を感じる朝。昼は、食後にオフィス…

激動のひと月

8月1日、札幌に転勤した。 引越しを伴う国内転勤、しかも単身赴任というダブルパンチだったが、これまで2回のモスクワへのお引越しは家族全員で、しかも家も空にするような大騒動だったので、それに比べれば単身赴任パックで押し入れ一つ分くらいの荷造りだ…

何と切ないバイオリンの音色なのか

終電で帰宅すると、注文していた渡辺茂夫のCDが届いていた。渡辺茂夫は幻のバイオリニストとも呼ばれる。幼くして才能を認められた彼は1955年、14歳で米国のジュリアード音楽院に留学。ハイフェッツ、バーンスタインといった音楽家から激賞されたが精神的…

記者会見

外国人向けの記者会見を初めて経験した。とにかくやってみよう、とチャレンジ気分でセットしてもらったが、とにかく想像以上に大変だった。深夜帰宅後に原稿を朗読し、試験前に一夜漬けする学生の気分。それでも本番では英語は棒読み、発音も何回も間違えた…

グルジア国立バレエを見に行く

今日は上野の東京文化会館。 グルジア国立バレエ、ニーナ・アナニアシビリの白鳥の湖である。彼女最後の日本公演と聞けば来ないわけにはいかない。白鳥の湖はこれまで20回ほど見たが、今回の最初はあまりにこれまでの演出と違うのでびっくりした。だが、プ…

新潮社の月刊書評誌「波」

本好きの私は各出版社のいわゆる書評誌には一通り目を通すが、最近は新潮社「波」が一押し。特に連載物が出色だ。蓮池薫さんが北朝鮮の招待所暮らしの日常を綴った「拉致と決断」。「浮気遺伝子」の存在やテレパシーの可能性など、最新脳科学が下ネタととも…

ホタルの季節

夜10時過ぎ、鎌倉駅に降り立ち、遠くの雷鳴を聞きながら、雨の中、傘をさして家に向かってとぼとぼ歩いていた。 今日の仕事はなかなかしんどかったなあ、と思いながら小川沿いの道に差し掛かった時、何か光るものが! ホタルだった。たった一匹のホタルが、…

「クラウディアの祈り」村尾靖子著

仕事柄、シベリア抑留経験者の方と仕事する機会も多かったので、抑留者問題には個人的に長く関心を持ってきた。シベリア出張の際には、可能な限りその土地の日本人抑留者墓地を探し、祈りを捧げてきた。が、スパイという無実の罪を着せられ、帰国が許されず5…

宍道湖の夕日

山陰の旅の締めくくりは、宍道湖の夕日。松江に住んでいる方に、特別の夕陽スポットに案内していただいた。 関東に住んでいると夕陽を見る機会がほとんどなく、期待に胸が膨らむ。が、日が沈む少し前、太陽が雲に隠れてしまった・・・ もうだめか、とおもっ…

石見銀山の懐に抱かれたまち

早朝5時半に起きて、温泉津の公衆浴場「元湯」に入る。何と、新古今和歌集に出でくる温泉なので、千年以上の歴史がある。湯治場の雰囲気満点。ただ湯はすごく熱かったが・・・見送ってくれた若女将に別れを告げて石見銀山を目指す。仁万の駐車場から無料の…

温泉津の夜

旅館では、「平日は山口で農業やってます」「学生の時にこの仕事にあこがれて」という若い仲居さんたちが、入れ替わり立ち替わり料理をもって部屋に現れて、楽しい夕食になった。もちろん、心づくしのおいしい料理。食後は息子と近所の神社にお神楽を見に行…

米子から温泉津へ

5月3日の夜、横浜駅から家族で「サンライズ出雲」に乗車。日本国内で家族で夜行列車の旅は初めて。ロシアではモスクワからサンクトペテルブルクや、ウクライナのキエフに行く時に寝台列車を利用した。ロシアではコンパートメントの寝台車で家族和気あいあ…

自分の命は自分で守る

大震災発生時に学校にいた子供たちが1人も津波で命を落とさなかった「釜石の奇跡」の実現の立役者である群馬大学の片田敏孝教授の講演会に参加した。「津波14メートル」の衝撃の予測が発表がされたばかりの鎌倉で、集まった多くの市民が、1時間半の予定を…

 お花見

先週の土曜日、お世話になっている会社の同僚を我が家にご招待し、お花見会を催した。が、あいにく、寒い日が続いて自宅近くの桜は三分咲き・・・それでも私の得意料理のたこ焼き(konjyou ball)をサカナに、会話の方は大いに盛り上がり、楽しかった。焼いた…

一年過ぎて

この1カ月は休日も仕事に追われていた。一昨日、朝の出勤途中、ウグイスの声を初めて聞いた。 去年よりかなり遅いが、やっと春の到来か。震災から1年。 「その瞬間」には、鎌倉ではいくつかのお寺で、慰霊の鐘が鳴り響いた。黙祷を捧げた。昨年の今頃はど…

早起き

半年ぶりに北鎌倉の円覚寺で早朝坐禅。朝5時に家を出て寺に向かっているときに、今日の坐禅会は5時半でなく6時開始であることを思い出した。もう少し寝られたのになあ、と思いつつそのまま寺に到着し、仏殿の前のベンチに腰掛けた。あたりは樹齢数百年の…

ALSという病気

午前中に放映された「生きることを選んで」という番組はいろいろ考えさせられた。 http://www.minkyo.or.jp/01/2012/01/002625.html山陰のテレビ局の報道スタッフだった谷田氏が突然次第に体中の筋肉が衰える難病(ALS)に罹患する。その闘病の日々と他の患…

18年ぶりの再会

チェルノブイリ関係国の研究者たちを招いたシンポジウムに参加した。ロシアでともに仕事をした人たちに多く出会えたのは嬉しかったが、ロシアの海洋学者のN博士と偶然18年ぶりに再会。思わず抱擁した。思えば1994年春、日本海において約1か月、ロシアの…

ガマの写真展を観に行く

最近は週末必ず休日出勤、な毎日(今日も)であるが、昨日はその合間を縫って相模原のギャラリーに江成常夫氏の写真展「GAMA〜霊魂が宿る聖地」に行ってきた。毎日新聞の案内記事を片手に電車に揺られること一時間、相模原の駅に着いて道順を聞こうとギャ…

30年前に戻る

高校の学年同窓会が開かれることになって、飛行機で大阪を往復してきた。私の学年は4年毎、オリンピック開催年に学年全体の同窓会を開く決まり。私は前回同窓会には出られなかったので、8年ぶりの出席になる。年末年始に帰省したばかりで、東京から大阪ま…