2013-01-01から1年間の記事一覧

鎌倉、竹原、尾道、そして塩狩峠

週間日記ではなくほとんど月間日誌となってしまった。前の日記から1ヶ月。11月末は鎌倉に帰省、12月第一週の週末は講義もあり、札幌と小樽で過ごした。その次の週は広島。その週、東京に出張していて、金曜日いったん札幌に戻り土曜日に東京経由で広島に飛ぶ…

11月23日まで 小樽、東京、京都、鎌倉、そして小樽

目が回るような忙しさで、日記まで手が回らず、これでは週間日記ではなく月間日記だ。フィンランドの大学の先生方にレクチャーしたと思ったら東京に出向いて会議と講演。札幌へ取って返してロシアから10人の科学者を招いてシンポジウム。その前日はロシアの…

5分間のドラマ

今朝、いつものように大学の中で、構内で運行されているミニバスを待っていた。ふと足元の道路をみると、朝露で濡れる道路を、あろうことか10センチほどのミミズが 道路の中央に向かって進みだしていた。幅5メートルはある道路。ひっきりなしに通る自転車と…

「今でもまだ」〜いじめに悩む美しい君たちへ〜

読書ではなく動画の話。たまに英語リスニングの勉強にTEDを聞くが、今日聞いたのは素晴らしかった。 笑いあり、涙あり、最後には勇気を。後半は涙があふれてきて、字幕が読めなかった。自分の「青さ」に気づくのも悪くない気分だ。でもここまで自分を感動さ…

10月6日〜18日 鎌倉そして小樽

10月10日から14日まで、出張もあり、夜は鎌倉で家族と過ごした。 3連休だったが、土曜日は東大での学会に出席したり、結局終日ゆっくりできたのは13日のみ。それにしても平日は毎日午前様。 住居も職場の敷地内、オフィスまで徒歩15分足らずという近さが、か…

9月29日〜10月5日 小樽から始まった1週間

日曜日は朝から少し華やいだ気分になる、はずだった。なかなか予約が取れない、小樽の丘の上の1日1組限定、お屋敷の離れを利用したコッテージを予約していたのだ。にもかかわらず、仕事が押し寄せてきた。キャンセル代を全額払ってでも当日キャンセルにし…

9月21日〜9月28日 忙中暇あり〜心に残る読書「僕の死に方」「海辺の生と死」

敬老の日の三連休で鎌倉に戻った折、家人が図書館から借りてきた本の中に、金子哲雄「僕の死に方」があり、一気に読んでしまった。疾風のように駆け抜けた41年の氏の人生と、余りにも早い「終活」の様子が綴られている。まだ40歳前後なのに、余命宣告されて…

9月9日〜20日 気がつけば9月も半ば

またしても2週間空けてしまったが、これは先週の連休を鎌倉で過ごしたため。 連休明けに東京での仕事もあり、鎌倉で6泊過ごした。これはもしかしたら札幌に単身赴任して以降、最長かも。散髪、息子の高校の文化祭めぐり、鍼治療といろいろあったが、あとはひ…

8月26日〜9月8日 夏が過ぎてゆく

またしても2週間空いてしまった。気がつけばもう秋。窓を開けて寝ると風邪を引きそうだ。去年と違って、夏が足早に過ぎてゆく。先週の週末は、お盆のホテルお篭り仕事がうまくいったことに味をしめて、もう一度、小樽の朝里川温泉のホテルに篭ってみた。が…

8月9日〜25日

家族が東京に戻ってから、私も休暇をとることにした。平日4日+週末の2日の6連休。だが、たまった仕事を片付けるのはこの連休しかない、しかし休暇をとって出勤するのもばかばかしい、ということで、一計を案じた。札幌郊外の高原のホテルで缶詰になって…

7月22日〜8月9日

なんと、前回の更新から3週間も経ってしまった。これでは週刊日記とは言えない。忙しい、忙しい、というのもだんだんバカバカしくなってきた。 もうこの3週間、何をやってきたかあまり思い出せない。とにかく朝帰り、深夜帰りが多かった。そのくせ、週末小樽…

7月16日〜21日 友と語らい、未来を想う

金曜日、土曜日と遠来の客。とちらも若い頃からお世話になっている職場の元上司と同僚。気がつくと日ごろ胸の奥に溜め込んだものをこれでもか、と吐き出している自分に気づいた。愉快な話ではなかったかもしれない、と思うと申し訳ない気がする。気がつけば…

7月8日〜15日 しんどい日々だが・・・

なかなかヘビーな1週間。疲れが相当溜まった感じがする。折角北海道で、しかも一番良い季節なのに、当分出張以外の遠出は無理そうだ。ここが踏ん張りどころかもしれないな、と思って頑張るしかないか。1ヶ月ぶりに鎌倉に帰り、家族との週末。でもたった2泊…

 7月1日〜7日 小樽で真夏に囲まれる

今週は少し落ち着いた日々。木曜日を除いて、夜11時には帰宅できた。それでも十分忙しい日々だが、せめてこのくらいの忙しさが続いてくれればいいと思う。自分が好きで選び取ったこの忙しさなわけだが、少し息切れがしてくる。昨日土曜日は午後から出勤の…

6月24日〜30日 とにかく一区切り

ここ2ヶ月ばかり、寝ても覚めても、の感があった大仕事はとにかく今週期限を迎えた。で、最後はやっぱり半徹夜。2時に帰宅し5時半に起床、6時半にはもうオフィスにいた。最後のチェック。日中は何だか気抜けしてしまったが、それでも出張前に片付ける仕事…

6月10日〜23日 あっと言う間の2週間

とにかくあっと言う間に時が過ぎていく。この間、ほぼ徹夜を2回。4時前に帰宅したら十分明るくて眠れない。 そういう時に限ってアパートの自治会の役員等が回ってきて、眠い目をこすりながら集金袋を用意して、既に朝刊が配達されている各戸の郵便受けに入れ…

6月4日〜9日 函館は幕末の香り

この週は本当に慌ただしく過ぎていった。午前3時過ぎに自宅にたどり着いた日もある。北国の夏は朝が早い。明るくなり始めた大学構内をいそいそと家路に向かう。金曜日の朝は出張のため、朝7時半札幌発の北斗4号に乗る必要があり、早起きしたので睡眠時間3時…

5月27日〜6月3日 札幌もいいがやっぱり自宅は最高だ

北海道に本格的に春が来た。新緑がどんどん濃くなってきて、眩しい。ライラックの花やたんぽぽなど、競うように花が咲き出した。それでも日中は爽やかだが、夜になるとコートが欲しいくらいに冷え込む。一方で今月は東京出張の機会もなく、とにかく3週間も家…

5月20日〜26日 石狩湾の夕景に心洗われる

相変わらず忙しい一週間だった。土曜日も朝から仕事して午前2時まで働き、帰宅したとたん爆睡。 それでも翌日曜日は9時には起床、快晴の大学構内を散歩した。 理学部の前は美しいツツジが満開だった。そのまま行ったことのない獣医学部の入り口まで足を運ぶ…

5月14日〜19日 コマンドルスキー諸島の写真集に心洗われる

週の前半はとにかく慌ただしく過ぎていった。睡眠不足のはずだが、神経が高ぶっていて眠気を感じない。短いといっても4時間は眠っているのだから、昨年の今頃に比べればよく眠っていると言える。よしとしよう。最近見る夢がどうも変だ。リアルすぎる。色彩が…

沈黙のファイル〜瀬島龍三とは何だったのか〜 共同通信社

圧巻だったのは、アジアの国々に対する日本の戦後処理の実態。 ここには書けないような実に醜い姿である。これが日本の戦争の補償であり、戦後の政治のあり方の実態なのか、と驚く。日本がなぜ太平洋戦争に突入し、戦線拡大を止められないまま、破滅的な道を…

永遠の0 百田尚樹著

太平洋戦争の実態について、小説であるが、史実に基づいた臨場感のある丹念な描写。活劇映画を見ているような、零戦乗りたちの生き生きとした戦いぶり。生死をかけて戦った戦士たちに対する、敵と味方を越えた敬意さらには、もう一歩のところで弱気になる、…

5月6日〜13日 札幌は冬景色

7日日中東京での仕事をこなして札幌に帰ってきた。その日の気温8度くらい。翌日から出勤したが寒くて仕事どころではない。暖房は切られているので手元の電気ストーブを付けて仕事。ようやく桜の開花宣言があり、学内もちらほら桜が見られるが足元には融けず…

4月22日〜5月5日 家族との時間を慈しむ

前半のGW、27日夜に鎌倉に戻り、30日の朝に札幌。連休の狭間の仕事を札幌でこなす。そして再び5月2日に機上の人になり大阪へ。初めてのPEACH航空で大阪まで1万円。沖縄在住の末弟一家、さらに大阪の弟、そして父母とともに時間を過ごす。父と母、弟一家と貝…

4月15日〜21日 心揺れる日々に決着をつけて

週末までにある書類をまとめ上げるべく、週の前半は睡眠3時間程度。とにかく疲れる。加えて、今の仕事に加え、倍くらいに仕事が増えそうな気配。「ゆとりある生活」には程遠い生活になりそうだが、気持ちは「やったるで」。でも「やれるやろか」という気持ち…

4月8日〜15日 喜んだり、落ち込んだり

いよいよ新学期で大学も忙しくなってきた。この週のメインイベントは、私の講義。 もちろん講演なら数多くこなしてきたし、客員や非常勤として大学での講義の経験はないわけではないが、自分が主宰するシリーズとしての講義は初めてで緊張する。しかし、いつ…

 4月1日〜7日 春の足音はまだ遠い

何とか日々の最低気温がプラスになり、やっと雪が溶け始めた。大学の中では、冬の間、雪の中に放置(行方不明?)されていた自転車の発掘が始まる。 今週は特に週末、かなり雨も降り、だいぶん雪も少なくなってきたが、今日時点でも例えば中央ローンは真っ白け…

3月19日〜3月31日 ロシアから帰って小樽そして家族との日々

ロシアから帰ってきたこの2週間はめまぐるしく変わる日々。19日は池田に出張。池田町民の方々と町の未来について語るとともに、大学が何ができるかを語り合う「フューチャーワークショップ 未来予想図」に参加した。中学生から80歳代のお年寄りまで50人あま…

強風の飛行機の中で

ロシア出張に行くために札幌から成田に向かった13日は、関東地方で強風が吹き荒れ、我々の乗った飛行機も成田に着陸できない場合は、羽田か中部国際空港に向かう、という条件付だった。 ちらと窓の外を見ると、白い雲が魔法の絨毯のように輝いている。月に何…

3月11日〜18日 光のウラジオストク

13日から16日まで、ウラジオストックに滞在した。経度的には広島と同じ位なのに、2時間も時差があり、ウラジオの方が早いため、午前8時でも暗く、日が暮れるのも午後8時ごろ。20年前にはじめて来た時には田舎の駅のようにボロかったウラジオストク空港が、…