このままでは月一回更新ベース

前回を1か月前に書いて更新しないまま11月。これでは月一回ペース。誰も見に来てくれなくなる恐れがあるので、せめてもう少しペースを増やさなければ。

昨夜のNHKのSONGSは中島みゆき特集。「空と君のあいだ」「浅い眠り」そして「地上の星」。地上の星はカラオケで歌うと自然に涙ぐんでしまうので、私としては大好きだがカラオケでは歌わないようにしている、それだけ思い入れが深い曲。

昨日の圧巻は「世情」。この曲は「〜シュプレヒコールの波、通りすぎていく、変わらない夢を流れに求めて 変わらない夢を見たがる者たちと戦うため〜」というフレーズがたまらなく好きで、いつもここで涙ぐんでいた。でもなぜそうなるのか、理由が分からなかった。昨日、画像付きで初めてこの曲を聞き、60年安保、大学紛争のシュプレヒコールがこだまする場面をバックにこの曲を聞いていて、初めてその理由が分かった。

これまで、自分はシュプレヒコールを浴びせる側と言うより、常に浴びせられる側にいた。その中で、いつも、シュプレヒコールを浴びせる側の非が明らかになるまで闘ってやる、という悔しい気持ちでその場にたたずんでいた。この歌はそのような自分の気持ちを代弁してくれていたのだ、と。

そう考えると、この歌は、シュプレヒコールを浴びせる側と浴びる側の両方の気持ちに沿う歌なのだろう。