芦別カナディアンワールド

芦別のCanadian World。観光ガイドブックにも載っておらず、知る人ぞ知る穴場。入場無料。

もとはと言えばバブルの頃のテーマパークブームに乗って作ってみたが、お決まりの末路で市に莫大な借金だけが残った。

場内を一周していた汽車ポッポの錆びたレール、骨だけになったメリーゴーランドが悲しい。

建物は素晴らしく、アンの家(グリーンゲーブルス)もなかなかのもの。高台にあるオルゴール館の展示もすごい。高台から水面に映るミニチュアのようなカナダの街を見ながら風に吹かれているのも心地よく、また来たいと思った。

実はここは、私の大好きな映画、「野のなななのか」のロケ地。しかも、敷地内に、映画にふんだんに登場する絵を手掛けられた、石岡剛先生のアトリエもある。私は偶然発見し、また石岡先生にもお目にかかれて感激した。