北海道の旅

やっぱり美瑛は最高だ

小難しいことや、過去の色々な感傷を吹っ飛ばすには、やっぱりここ、美瑛だ。

アルテピアッツァ美唄

廃校になった小学校が安田侃氏の彫刻美術館として再生させたアルテピアッツア美唄正直、現代彫刻は苦手だった。だが、ここは彫刻が優しい周りの風景とぴったり合っていて、時を忘れてくつろいだ。広い敷地の林の中にそっとオブジェが置かれていたりして探検…

三井美唄炭鉱

三井美唄炭鉱の跡地である炭鉱メモリアル森林公園を訪ねた。車を降りたっても人っ子ひとりおらず、近代化産業遺産に登録された鮮やかなオレンジ色の立坑巻き上げやぐらが2機、青空をバックに屹立していた。ふもとはどこまでも広がる草原。かつて何千人もの…

三井芦別鉄道跡を歩く

芦別市で見た旧三井芦別鉄道の廃線跡では、鉄橋上に、ディーゼル機関車と貨車が「展示」されていた。今にも走り出しそうなリアルさ。それにしてもキュートな機関車。

芦別カナディアンワールド

芦別のCanadian World。観光ガイドブックにも載っておらず、知る人ぞ知る穴場。入場無料。もとはと言えばバブルの頃のテーマパークブームに乗って作ってみたが、お決まりの末路で市に莫大な借金だけが残った。場内を一周していた汽車ポッポの錆びたレール、…

増毛の夜

増毛のとほ宿「ぼちぼちいこか増毛館」。ハーレー・ダビットソン女子、爺さんライダー、自然との共生を目指して農園で働きながら猟銃免許もと意気込む移住女子、道内全駅下車に挑むおじさん、鉄子ちゃんなど老若男女遅くまで話が弾む。あとは相部屋で雑魚寝…

樺戸集治監にて

連休に北海道を訪ねた。北海道開拓の先駆けとなり、道路開削や農地開拓の先兵となった、北海道最初の監獄、樺戸集治監は月形町の博物館に。神風連の乱など不平士族たちも多く囚人としてこの地に送られてきた。入り口の階段は囚人たちの足にはめ込まれた拘束…

ゴールデンウィークも過ぎて

気が付けば1か月もあいてしまった。月日が飛ぶように流れて行く。五月の4連休は、妻を札幌に呼びよせてドライブ。初日は日高路をひた走り、襟裳岬から黄金道路、そして鹿追のオソウシ温泉へ。翌日は愛国駅、幸福駅と言った旧国鉄広尾線の名所を回りながら、…

 7月1日〜7日 小樽で真夏に囲まれる

今週は少し落ち着いた日々。木曜日を除いて、夜11時には帰宅できた。それでも十分忙しい日々だが、せめてこのくらいの忙しさが続いてくれればいいと思う。自分が好きで選び取ったこの忙しさなわけだが、少し息切れがしてくる。昨日土曜日は午後から出勤の…

6月4日〜9日 函館は幕末の香り

この週は本当に慌ただしく過ぎていった。午前3時過ぎに自宅にたどり着いた日もある。北国の夏は朝が早い。明るくなり始めた大学構内をいそいそと家路に向かう。金曜日の朝は出張のため、朝7時半札幌発の北斗4号に乗る必要があり、早起きしたので睡眠時間3時…

夕張でのショックな体験

10月はアルメニアに海外出張に行ったりして忙しかった。日記をアップしている時間がなかなかない。ところで、今日は大雨の中、特別なツアーに参加して夕張に行った。 安平町立の鉄道資料館では動くD51に乗せてもらったり、SLの機関士だった国鉄OBにお話を聞…

釧路湿原

翌朝は5時に起きてカヌーツアーに。朝霧にけむる川面に、車からカヌーを静かに下ろす。あたりを支配しているのは、静けさだ。時折、鳥の声がする。ガサガサっという音がして、川岸の見えないところでエゾシカが動いている気配。カワセミ、アオサギ、そして…

釧網本線

釧路湿原はただただ広い。 釧網本線の「ノロッコ号」で、窓辺に肘を付きながら湿原を眺め、湿原を吹き渡ってくる少し湿った風を感じているとつくづくそう思う。鉄道に乗っていなかったら、人跡未踏の地のようにも感じただろう。そして、こんな土地に線路を敷…

貸切の定観バス〜根室

夕方の特急「スーパーおおぞら」の指定席はほどほどの混み具合。隣のおじさんに少し遠慮がちに札幌で買った駅弁を開き、ぱくついているとほどなく日が暮れた。持ってきた文庫本を読んでいるとほどなく眠りに落ち、気がつくともう池田を過ぎていた。白糠付近…

JRバス「向日葵号」に乗って

北海道に来て初めての本格的な日帰り旅行の場所として、名寄を選んだ。札幌駅で、駅弁「えぞ賞味」を書い、車内で食べようかとも思ったが、待ちきれずにコンコースで食べてしまう。ちらし寿司の中にウニも入っているような豪盛な弁当を朝っぱらから食べてし…