モスクワ転勤

実は7月にモスクワに転勤した。

このため、6月末から今日まで、大変な毎日だった。
忙しかった日々をざっと振り返ってみると、
7月○日 モスクワ到着。荷物をめぐって税関で一悶着。ホテルに到着後も山のような荷物を全部部屋に運ぶまで1時間かかった。
到着翌日 まずは子どもと日本人学校へ。その後初出勤。上司の英語が聞き取れず四苦八苦。それでも一応労働契約書にサイン。
2日後〜 昼間は仕事、夕方から家さがし。日没は10時半ごろなので結構たくさん見て回れた。
10日後 私の歓迎パーティ。スピーチ暗記したつもりが本番になると全部忘れて舌がもつれた。40歳越えて英語の勉強はつらい。
2週間後 終業式。友達のほとんどは日本に帰国。
16日後 アパートを最終的に決定。契約書にサイン
17日後 ホテルから引っ越し。ところが新居に向かう途中、われわれの乗った車が無理に車線変更した車に横から突っ込まれて立ち往生。仕方なく白タクで新居へ。怪我がなくてよかったよ。
3週間後 ヴィザの切り替え手続き終了
25日後 自宅インターネットの設置完了

というわけで、やっとこの日を迎えることができました。
「人生いろいろ」のエキスがぐっと濃縮された一か月、本当にいろいろあって何度かへたりそうになったが、やっとここまで来た。
思うのは、単身赴任でなくてよかった、ということ。

父親が大変なときの姿を子供に見せることに意味がある、と思った私は、夏休み直前の中途半端な時期にあえて家族を連れてきたわけだが、日中の慣れない職場での失敗や不安を癒してくれたのは家族、特に子供の顔だった。子供に救われたのはむしろ父親の私のほうだった。

大変なときこそ、家族一緒にいるのが大事、と実感した。

ブログのタイトルも変えて、これから、また折にふれてモスクワの生活をご紹介したい。