トルストイの生家へ
日曜日を利用して、トルストイの生家のある、ヤースナヤ・ポリャーナを訪れた。
モスクワから南に下ること3時間。快適な高速道路を飛ばして順調に到着。
カッサで入場券を買い、中に入ると、美しい白樺林と抜けるような青空。
400ヘクタールを越える広大な敷地を歩く。
生家は博物館になっていて、トルストイが「戦争と平和」などを執筆した書斎、寝起きしていた小さなベット、家族の肖像画がかかったダイニングルーム等を見学した。
生家の前のよく手入れされた花壇では、花々が咲き誇っていた。
そして墓所。
ロシア正教から破門された彼は、敷地の林の中にひっそりと眠っている。粗末な盛り土だけで墓標などは一切ない。
干し草を積み込んだ車を馬が運んでいた。
まるで、彼の思想をそのまま体現しているかのような、平和なたたずまい。
と偉そうに言いながら、実は、
家族3人、まだトルストイの本は一冊も読んだことがない!(汗)
なのに、とりあえず来てしまった。
日本に帰国したら、まずトルストイの本を手にすることにしよう
上 入口の白樺林
中 生家
下 トルストイの墓