山中湖へ

前月末のウクライナ出張のレポートを仕上げて、4日はご褒美の休日となった。

4連休だが、9月に大学で行った集中講義でのレポート採点やら、12月の学会発表の準備やらで完全には休めない。

息子も4日は学校。

ということで多少強引だが、1人で山中湖のペンションに行った。

年に1回は必ず行く音楽ペンション。

夜に宿のホールでモーツァルトを聞きながら、好きな本を読む。

旅人であり、哲学者でもある宿のオーナーから、星の話や、サハラ砂漠に生きる民の話、南太平洋に生きる漁民の話を聞く。

こんな贅沢な時間はない、と自分では思っている。

翌日は、雲ひとつない晴天で、富士5合目から小富士を往復し、眼下の素晴らしい景色を堪能。山中湖畔に戻り、素晴らしい紅葉。

そして、富士の後ろに隠れた太陽を背景にした、後光の射した富士(写真)。

素晴らしい夕景。

日没後は、湖畔の山中湖の村立図書館で読書し、おいしいホウトウを食べて帰ってきた。

すばらしい休日だった。

たまには、自分がいま背負いこんでいるものを、しばし降ろして寛ぎ、ほっと一息入れるのも大事だなあ、とつくづく思う。