グルジア国立バレエを見に行く

今日は上野の東京文化会館
グルジア国立バレエ、ニーナ・アナニアシビリの白鳥の湖である。

彼女最後の日本公演と聞けば来ないわけにはいかない。

白鳥の湖はこれまで20回ほど見たが、今回の最初はあまりにこれまでの演出と違うのでびっくりした。

だが、プリマのニーナが登場すると、舞台の空気はがらりと変わる。

その堂々とした風格ながら、それでいてガラスのような繊細な踊り。

羽ばたくような腕の動きは本当の白鳥のよう。

白鳥オデットと黒鳥オディールの演じ分けも見事。

演出も素晴らしかった。

最後に王子がロットバルトを倒すか、それとも倒されるのか、に注目していたが・・・

意外な終わり方に驚いたが、よく考えてみればまあこれもアリかな。

閉幕後も拍手がなりやまず、何回も何回もニーナが閉じた幕から飛び出して声援に応えていた。

日本でこんなすごい鳴りやまない拍手は初めてかもしれない。

妻は2時間楽屋口で待ち続け、ニーナのサインを貰ったと喜んで帰ってきた。王子役のハンサム青年にももらってゴキゲンだ。

http://www.japanarts.co.jp/html/2012/ballet/ballet_of_georgia/index.htm