プールに行く

 標題の通り、今週、プールに行った。何がすごいかというと、平日、仕事が終わってから行ったのだ。役所でも、仕事帰りのスポーツクラブ、は国会対応が少ない部局の窓際では密かなブームになっているとは聞いていた。しかし、私は全く経験がなかった。

 今週のある日、もしかして、と期待して、鞄に水着を入れてきた。その日は無理であったが、その翌日、何と、プールが営業している時間(と言ってもプールに着いたのは午後8時半を過ぎていたが)に退社できた! 職場から、その初めて行くプールまでの道のりは、遠足に出かける小学生のようにわくわくした。

 社会人20年目にしてようやく達成した喜び。

 と同時に、今まで自分がいかに多くの時間を犠牲にしたことに気づいた・・・とは言うまい。自分がこれまで職場で過ごしてきた時間に達成した仕事には満足している。それはそれ、今日はプールに行けるようになった(もちろん、この僥倖が今後も続く保証はないが)ことを素直に喜ぼうではないか。

 50メートルのプールを一心に泳いだ。その後は水中歩行。どのくらい歩いたか、忘れるほど熱中した。あまり一気にやりすぎてへとへとになり、翌日まで疲れを持ち越してしまうほどであったが、とにかくこのことだけでも幸せな一週間であった。

 明日は日帰りで名古屋に出張。1日早く、明日から仕事の一週間が始まる。