一念発起

2週間前から一念発起した。小さなことだが、自分の健康と将来のために。

1.電車で座らない
 モスクワに赴任するまでは、終電帰りが当たり前の職場だったので、鎌倉から東京まで片道1時間の通勤通勤は、貴重な睡眠時間として、これまでは 必ず座れる電車に乗ったり、「逗子ライナー」や時にはグリーン車に乗っていた。1時間電車で立ち続けると疲れて仕事どころではない、と思いこんでいたし、帰りの電車は仕事の疲れもあり、寝過ごして鎌倉で降りそびれるくらいぐっすりだった。
 そんな毎日だったが、幸い今はもう少し早く帰れるようになったので、あえて電車で座らないことにした。

2.帰宅前のマック
 自宅に帰宅前、鎌倉駅前のマックに必ず立ち寄ることにした。と言っても腹ごしらえのためではない。コーヒー片手に、ここで英字新聞を毎日、30分読むことした。自宅に帰ったらついテレビを見たり家人と話し込んだりいろいろあってあっという間に寝る時間となってしまうので。

3.ダイエットと健康法
 10年以上人間ドックでは「肥満」との診断。会社をリタイアしてからもやりたいことをギッシリ抱える私としては、そろそろ本格的に肥満退治の時期、と思い、朝はおかずだけでご飯抜き、逆にお昼はおにぎり2個だけ。夜も必ず就寝3時間前までに夕食を済ませる、という毎日をスタートさせた。
 そして、週に一回、千駄ヶ谷の東京都体育館で1時間半泳ぐことにした。また、会社近くの駅より一駅手前で降りて徒歩。そして、寝る前にヨガも兼ねてストレッチと坐禅15分。


2週間たって、結果は。

まず、読書が進む進む。積ん読していた本がどんどん減りだした。

朝は仕事に関係するビジネス関係、帰りは好きなエッセイや歴史、美術もの、詩集など。

これまで東京までぐっすり眠り、「寝起き」状態で仕事を始めていたが、今は頭がウオーミングアップされた状態で仕事にかかれるので調子がいい。心配していた通勤の疲れもほとんど感じない。

そして、帰りの電車がもっと楽しみに。完全に自分の趣味の時間に没頭できるようになった。
同時にこれまで往復2時間を睡眠だけに費やしてきたのが本当にもったいないと思えるようになった。


また、毎日きちんと英語の時間が確保できるようになったのでモスクワで鍛えた英語をそのまま維持できるかもしれない。


以上は良いことなのだが、問題は3.のダイエット。こんなに頑張っているのに、体重が全然減らない! 毎晩、入浴後に体重計に載ってガッカリという日が続いている。

まあ、それでも体重が増えていないだけ、いいか、と思って自分を慰めているが、それにしてもダイエットは一番難しそうだ。

ヘビースモーカーだった私が、7年前、何にも頼らないでスパッと禁煙に成功した体験もあり、今度もその時のようにうまくいくといいのだけれど。