いきなり深夜バス

仕事始めからまだ2日しか経たない昨夜、こじれた仕事をほぐしているうちに夕食もとれないまま夜中になり、職場を出て新橋に向かうも、鎌倉に帰れる終電を逃してしまった。

こうなったら腹ごしらえ。新橋駅前の吉野家で牛丼をかき込み、12時40分発の逗子行き深夜バスに乗り込んだ。

このバス、今まで義理で二次会につきあって終電を逃した時に止む無くお世話になったことがあるが、まともに仕事で遅くなった時に使うのは初めて。こうした経験から私が密かに呼んでいた別名、「酔っ払いバス」だ。バスに乗った瞬間に酒の匂いが充満、だらしなく眠りこける人たちが多く、隣のシートに座るのも大変だ。そう言えば女性が乗っているを見たことがない。鎌倉までの運賃3260円ナリで、ただでさえ乏しい財布にも打撃だし、今日のようにシラフで乗るのは耐え難い。いつもなら私も酔っ払いの仲間だからいいのだが。

ということで、鎌倉駅に着いたのが午前2時過ぎ。寒風がビュービュー吹く中、とぼとぼ歩いて自宅まで帰ってきたが、午前2時過ぎの鎌倉で、山のふもとの墓地脇などを通り過ぎる時などは、正直、コワイ。

すっかりぬるなった風呂に入りながらため息をつく。

あ〜疲れたな。