本当に少しずつ

今週の週末も一日だけはフルに休日を楽しむことができた。ゆっくりと平常が戻ってきているようで嬉しい。

しかし、現地はまだまだ復興には遠い。

上司が今日、我々を叱咤激励するのに「今、我々は歴史の中にいると思え」と言っていた。

まさにそう思う。

それにしては今の日本は末期的だ。

朝から晩まで、国会は震災対策を議論しているが、建設的な議論とは程遠い。今のままではハッキリ言って、時間とカネの無駄である。ディベートの中で、よりよい方向を見出すのが本来の言論の府のあり方ではないのか。

3月の対応が適切だったか、といった問題が国会で議論されているが、目の前の問題が山積している今、議論しなければならないことなのか。

といっても始まらない。こんな国を作ったのは私たち自身だ。

休日には、その日暮らしで終わっている平日にはできないことを落ち着いて考えたい。

我々が今何をしたのか、歴史に問われる日がそのうち来るだろう。