1年が終わる
震災や原発事故のあった今年は、いつもの年の瀬とは違う気がする。
何か重苦しい。いろいろやり残したなあ、という思い。将来に対する不安。
本当にこのままでよいのか。
これまでの仕事の遅れを取り戻すため30日まで出勤。
仮設住宅や、全国に散らばって避難している方々のことを考えると胸が痛む。
原発事故に関するテレビ討論番組を見ていて、あまりの空しさにスイッチを切った。
危険派、安全派の二手に分かれて論争していたが、世の中では「放射能とともに生きて行く」ことについて、正確な知識に基づいた覚悟が足りない。
同時に、各人が好き勝手なことを言っているだけで、なかなかモノが決まっていかない、進んでいかないのはどうしたことか。その結果、本当にやらなければならないことを後回しにしていることに対して、何か絶望的なものを感じてしまう。
日本はこのままでいいのか。