12月24日〜1月4日(2週間分)

24日 妻も帰ってしまったしクリスマスだが出勤。夜9時迄オフィスで働いたが暖房の止まった部屋での仕事はさすがに辛かった。
25日 早朝は英会話トーク。午後は部局の年度最後の定例会に参加し、夜は北24条の居酒屋で忘年会。新鮮な魚のチゲ鍋、刺身を堪能。それにしてもすごい雪。
26日 東京から元同僚が出張で来札したので終日対応する。夕食をとりながら楽しい時間を過ごす。帰宅するとなぜ疲れがどっと吹き出して夜10時には寝てしまう。
27日 終日会議なし。淡々と仕事を片付ける
28日 年末の挨拶に何人かの同僚とあった程度で、淡々と仕事を終える。
29日 仕事納めの後ではあるが、自宅で仕事、肩こりがひどく、夕方からマッサージに出かける。その後はスポーツクラブで汗を流そうとしたが順番が逆だった。マッサージのあとは力が抜けてしまった。それでもバイクをこいでいるうちに回復し、ランニングマシーンに乗って15分。3週間ぶりなのでこんなところか。
30日 朝7時のスーパー北斗で函館へ、函館でスーパー白鳥に乗り換え、新青森で新幹線はやぶさに乗り換え、東京駅に4時に到着。意外と早い。車中で大島真須美の「ピエタ」読了。ラストシーンで涙が溢れて、隣の中国人らしい夫婦連れに気づかれないかと焦った。読書に集中できるので汽車帰りも悪くない、と思う。再トライの価値アリ。旅行中に感動ものの本を読むと、旅行先の風景や車窓と感動のシーンがセットで記憶されるのもよい。
 鎌倉は大雨だった。冬なのに。異常気象かな。子供のサッカークラブの父親の集まり「おやじの会」に顔を出す。仕事を忘れ、肩書きを忘れ、ただ地元の気の合う人たちと飲む、というのは本当に心地よい。二次会ではじめてJAZZバーを体験。
31日 昼はカフェに行ったりして大晦日を静かに過ごす。夜も臨時営業している近所のカフェでおしるこを堪能。帰宅して永田和宏の「歌に私は泣くだらう」を読了。これほどまでに深い絆で結ばれた夫婦があるとは、と深く感動する。修羅場を超えてきたからこそ、か。涙を拭っているうちに除夜の鐘が鳴り出す。除夜の鐘うちのために近所のお寺二軒をハシゴし、除夜の鐘を打ちに来た知人一家を捕まえて午前2時まで話し込む。

元旦 今年は年賀状書きができなかったので、いただいた方だけに返事を書いた。一年の計。体重を落とすことかな。がんばって本を一冊書くこと、論文を一本仕上げること、を誓う。妻の実家に年始に行く
2日 息子と碁を打ち、読書し、近所のカフェでコーヒーを飲む。
3日 あっと言う間に札幌に帰る日が来た。夕方7時上野発の寝台特急北斗星」のB寝台2号車上段。昔は上段が好きだったが、そろそろアクロバットな姿勢で階段を登るのが苦痛になってきた。次から下段にしよう。シュウマイ弁当を食べ、読書しながらカタンカタンという動きを身をゆだねていると10時過ぎに眠りに落ちたようだ。

4日 明け方、5時頃目が覚める。時間的に青函トンネルに入っいるはずだがまだのようだ。うとうとしているとトンネルに。少し遅れているのか。アナウンスがあり、食堂車の営業が始まったというので朝食を食べに行く。和朝食1600円はかなり高いが、食堂車で食べるご飯もまた格別だ。雪をいただいた駒ケ岳が美しい。しょっちゅう食堂車を利用していたロシアの寝台列車を懐かしく思い出す。そのままサロンカーに移動し、横目で映画を見つつ、読書を続ける。武田善憲「ロシアの論理」を読了。
結局1時間遅れで札幌に到着。最後尾に行ってみたが、さすがに雪まみれ。1200キロ、17時間の汽車旅。また乗りたい。読書がサクサク進むのは本当に素晴らしい。汽車旅を見直した。

さて、職場に急ごう。
同僚たちと寿司を食べながら新年を祝ったが、結局10時過ぎまで仕事を続けた。新年も忙しい年になりそうだ。