3月4日〜10日 何か気の重い1週間

昨年からずっと取り組んできた課題には一応良い結果が出たので、もっと晴れ晴れしていいはずだが、今週はいろいろ人間関係のすれ違いが多く、疲れた。

私は滅多に人と対立しないと思ってきた。これは意図的なものではなく、何故か私に関わってくれる人たちはいい人ばかり、でこれまでほとんど対立することがなかった。人間関係に苦しむ同僚たちを見ていると、ホント、俺はラッキーだな、とずっと思ってきたのだが、、、それでも気疲れはある。

つくづく、「怒りは何も産まない」と実感する。怒りに任せて書いたメールは後味が悪く、いくら相手が悪いと分かっていても、出さなきゃよかった、と後で後悔する。だったらはじめから出さなきゃいいのに。。。

でも昨日のシンポジウム「iPS細胞と社会」は面白かったな。北大理学部の栃内教授の「iPS細胞は、不老不死の道を開くものですよ。あなたは何歳まで行きたいですか?」という問は、実に重い問いだった。iPSで永遠の命が手に入っても、エンドレスに生きたい、という人はわずかしかいなかったのは興味深い。実は、みんな人生はほどほどで良い、長生きは疲れる、と思っているのかな。

私は答えられなかった。五体満足、健康に生きられるならエンドレスに生きたい、というのが本音のような気がするが、いささか自信がない。難しい問題だ。