鎌倉、竹原、尾道、そして塩狩峠

週間日記ではなくほとんど月間日誌となってしまった。

前の日記から1ヶ月。

11月末は鎌倉に帰省、12月第一週の週末は講義もあり、札幌と小樽で過ごした。

その次の週は広島。その週、東京に出張していて、金曜日いったん札幌に戻り土曜日に東京経由で広島に飛ぶ計画をしていたが、札幌に飛んだ飛行機が着陸できず、まさかの羽田空港引き返し。丁度お昼時だったのに、飛行機ぐらぐら肝試し体験つき4時間無料空中散歩で激しく疲労困憊した。

広島の仕事を終えてから向かった竹原は昔ながらの町並みのたたずまいがしっかり残っている、すばらしい場所だった。しばし町をあるきながら、「時をかける少女」の世界に浸る。こんなすばらしい町並みがあるならもう少し宣伝してもよさそうだが。

引き続き、「マリンライナー瀬戸」で尾道に。呉線には初めて乗ったが、うららかな陽光が降り注ぐ瀬戸内海を見ながら走るのは実に気持ちがよい。

尾道は目あてのカフェ「空猫」が冬季休業期間に入ってしまっていて再訪は果たせなかったが、「猫の手パン」のメロンパンをいただき、昔からなじみの「帆雨亭」に向かう。昔ながらのしっとりした感じが良い。

向島に渡り、待機していたタクシーに小一時間観光をお願いしたが、これが素晴らしかった。「ふたり」のロケ地である岩子島のトンネル、マラソン道だけでなく、「あした」の呼子浜近くの海岸などにも連れて行ってくれた。

しばし心の洗濯。

尾道から汽車に乗り、福山経由で新大阪に向かうはずが、なんと寝過ごして福山を通過してしまった。しかたなくそのまま岡山まで行き、後続ののぞみ号で新大阪、そしてバスで伊丹空港に行き、何とか飛行機は間に合った。が、またしても新千歳空港が雪のため、着陸できない場合は羽田に向かうとの条件付。またか、と思いながら乗り込むとなんと13列しかない吹けば飛ぶようなミニ飛行機。大丈夫かと思ったが何とか無事札幌に帰り着いた。

この三連休は、塩狩峠に。ユースに泊まり、列車の撮影三昧。岐路は新十津川経由で札幌に。盛りだくさんの日々。