いろいろなことがあった2週間

仕事をリタイアしたら何がしたいか?
という問いに対して、自分としては、自由で、何にも束縛されず、マイペースで読書したり創作活動したりするような日々を夢見ていた。

ある時瞑想しながら、同じ問いを自分にぶつけてみた。

その時に見えたのは、燃えたぎるような感情を爆発させる人の隣で、自分もそう思う気持ちを抑えながら、慌ただしく働く姿だった。

犯罪被害者の支援活動のようだ。

ああ、やっぱりそうか、と変に納得した。

自分は何のために生まれてきたのか、と折に触れて思う。

人生は楽しむためにある、という声がする。だからもっとゆったり楽しく。

一方で聞こえてくるのは、それに激しくかぶりを振り、もっと人のために生きよ、という声である。

今の自分の仕事は、確かに公の仕事ではあるけれど、まどろっこくしくないか?

とその声は問うている。


ところで、本日、奇跡が起きた。

この前失くした日記帳が気になって、もう一度旅行鞄の中を探してみた(「生まれ変わる」などどエラそうなことを書いたが、やっぱり自分としては未練があったらしい)。と、あれだけ何回も何回も探しに探して見当たらなかったのに、ポケットの中からするっと出てきた。えっ、という感じだ。

あれだけ探してなかったのに・・・JRの遺失物係に電話までしたのに。

私に「生まれ変わればよい」という答えを出すために神様がわざと日記帳を隠したのではないか、とさえ思えるような、不思議な出来事であった。