2011-01-01から1年間の記事一覧

統計

久しぶりの休日で、今週の新聞に目を通していたら、栃木のクレーン事故で子どもたちが亡くなった記事を目にした。 そして、あることに気づいて衝撃を受けた。 亡くなった子供たちの名前と写真が、掲載されていたのだ。 社会が、喪われた命を悼むとは、こうで…

心に沁みいる映画

今週も2回、職場で朝を迎えた。 記者発表時間前になると、発表をまとめている部隊が殺気立つ。入念な数字チェック。にもかかわらず、新聞各社に配布するコピーが始まってから「差し替え!」との声に印刷室から怒号が飛ぶ。 私の隣のグループは、広報班。新…

一本桜

昨夜、終電で真夜中一時過ぎに家に帰る途中、防犯灯に照らされた桜並木を見ると、満開になっていた。土日もなく働き続けている今、素晴らしい桜をゆっくり楽しむ時間がないのが本当に惜しい。 今朝、目覚まし時計にたたき起こされ、半ば朦朧としながら寝室の…

何でもない日々

今日は久しぶりに早く帰宅できた。忙しそうに対策本部内を走り回る同僚たちや、疲れ切った表情でうとうとしている上司を尻目に、「お先に」とも言わず、黙って抜けてきた。 一応、自分の担当のところが片付いたせいだが、担当によっては昨夜一睡もせずに仕事…

気がつくと

気がつくと4月になっていた。 前の日記を書いてから3週間。 震災対策を行う部署に放り込まれ、無我夢中の3週間。 今日は初めての休日だった。いくら寝ても寝足りない。地震の翌週は家に帰ったのは2回だけ。 その次の週からは、毎日ではないが何とか家に…

巨大地震

こんなこともあるのか。15階の私のオフィスは大揺れで、立ってられなかった。 隣の高層ビルもゆらゆらワカメのように揺れている。 整理の悪かった私の隣の席の同僚の机からどっと書類が床にぶちまけられた。 本がぎっしり詰まった移動式の本棚がダンスしてい…

さんざんな一週間

花粉が飛んで飛んで、ただでさえぼおっとするのに大変な一週間だった。 前半は良かったが・・・ 木曜日の夜、何とか仕事を片付けて終電に飛び乗り、午前1時頃に自宅に着いた。風呂に入り、新聞を読みながらくつろいでいると携帯電話が・・・時計を見ると 午…

虹が見える

アフガニスタンに出張したのは、もう何年前のことだろうか。パキスタンのイスラマバードから、国連が運用する飛行機で首都カブール入り、そして、南の都市、カンダハルへ。2週間の、危険だったが私の人生の中では最も印象的な旅。いろいろなことを教えてく…

ゴルトベルク変奏曲

何気なく聞き流していた音楽が、突然胸に響く、という体験は初めてだった。 入浴しながらクラッシックを聞き、かつ好きな本を読む、というのが最近の私のリフレッシュ。この30分のために生きていると言っても良い毎日になってきた。 終電帰りが続く最近の…

テムズ川で泳ぐ?

去年の今頃は何をしてたかな、と考えていたら、そうだ、ロンドンに初めて行ったんだ、と思い出したが、日記にない。もしかして、と思ったら下書きのままだった。ということで、一年遅れであるが、以下アップします。 連休のロンドンで、市内観光に利用したの…

涙したサイエンスカフェ

先週、サイエンスカフェなる催しに初めて参加した。 科学者とお茶を飲みながら研究について楽しく語る会。 鳥類学者の先生が語る話は本当に楽しくて、特に、大学院生がシジュウカラからモズとか自分の研究対象の鳥を追いかけて何日も野原で野宿する話や、そ…

日めくりカレンダー

人というのは、生まれた時に、一生分、ただし残り日数のわからない日めくりカレンダーを与えられて、それをめくっていくようなもの、という例えを昔誰かに聞いたことがある。 今朝、今日の分をめくってみたが、明日の分をめくれるかどうか、誰にも解らない。…

またしても

今朝のニュースで、モスクワ・ドモジェドボ空港でのテロのニュースを見て、画面にくぎ付けになった。それを伝えていた特派員が、モスクワ時代の息子の友人のパパだったためだけではない。事件現場となった、この到着ロビー。私が何度となく通り過ぎた場所だ…

久々の充実した週末

土曜日はついに休日出勤と相成った。 それでも午前中は息子の勉強の面倒を見てやり、午後から出勤した。モスクワから戻って、まともに休日出勤したのは初めてだったが、午後2時半から8時頃までオフィスにいて、何とか翌週の仕事の滑り出しの段取りだけは付…

何とかならない?

うちのオフィスの若い女性職員のところに、今日も隣の課で働く友人の女性がやってきた。 「今日はどこのお弁当にしようか」 と楽しそうに話しながら部屋から出ていく。 しばらくして戻ってきた2人。オフィスの打ち合わせスペースでコンビニ弁当を広げ、しば…

そう言えば成人式は1週間前だった

気が付くと成人式って1週間前に終わっていた。 毎年、「荒れる成人式」と報道されるけど今年はどうだったのだろうか。 25年前になるが、私は自分の成人式に出なかった。 当時、学生。「親のスネかじりのうちは成人ではない」という理屈だった。 私の欠席…

「トイレの神様」が思い出させてくれたもの

年末の紅白で「トイレの神様」を聴いて、中々良い歌だなあ、でもどっかできいたことあるなあ、この歌詞、と思っていた。 確か中学校の国語の時間で習った詩だったような、と思っていたら、昨日、毎日新聞の投書欄で 同じことを考えていた人を発見、国鉄職員…

埼玉県立近代美術館でモダニズムにひたる

前から行きたいと思っていた、植田正治写真展「写真とボク」。最終期日の23日が迫ってきたので、思い切って早起きして鎌倉から北浦和の埼玉県立近代美術館に行ってきた。http://www.momas.jp/3.htm植田は、どちらかというと私が苦手な現代美術に雰囲気は似…

いきなり深夜バス

仕事始めからまだ2日しか経たない昨夜、こじれた仕事をほぐしているうちに夕食もとれないまま夜中になり、職場を出て新橋に向かうも、鎌倉に帰れる終電を逃してしまった。こうなったら腹ごしらえ。新橋駅前の吉野家で牛丼をかき込み、12時40分発の逗子…

明日から仕事

年末年始休暇もあっと言う間。28日のみ有給休暇で、一週間の休みだった。 28日は息子を川崎の矯正歯科に付き添い。「歯の磨き方が悪すぎる。ちゃんと指導を」と叱られる。その後、せっかくの機会と息子を霞が関に連れ出して、首相官邸、国会議事堂、皇居…