日記

巨大地震

こんなこともあるのか。15階の私のオフィスは大揺れで、立ってられなかった。 隣の高層ビルもゆらゆらワカメのように揺れている。 整理の悪かった私の隣の席の同僚の机からどっと書類が床にぶちまけられた。 本がぎっしり詰まった移動式の本棚がダンスしてい…

さんざんな一週間

花粉が飛んで飛んで、ただでさえぼおっとするのに大変な一週間だった。 前半は良かったが・・・ 木曜日の夜、何とか仕事を片付けて終電に飛び乗り、午前1時頃に自宅に着いた。風呂に入り、新聞を読みながらくつろいでいると携帯電話が・・・時計を見ると 午…

涙したサイエンスカフェ

先週、サイエンスカフェなる催しに初めて参加した。 科学者とお茶を飲みながら研究について楽しく語る会。 鳥類学者の先生が語る話は本当に楽しくて、特に、大学院生がシジュウカラからモズとか自分の研究対象の鳥を追いかけて何日も野原で野宿する話や、そ…

またしても

今朝のニュースで、モスクワ・ドモジェドボ空港でのテロのニュースを見て、画面にくぎ付けになった。それを伝えていた特派員が、モスクワ時代の息子の友人のパパだったためだけではない。事件現場となった、この到着ロビー。私が何度となく通り過ぎた場所だ…

久々の充実した週末

土曜日はついに休日出勤と相成った。 それでも午前中は息子の勉強の面倒を見てやり、午後から出勤した。モスクワから戻って、まともに休日出勤したのは初めてだったが、午後2時半から8時頃までオフィスにいて、何とか翌週の仕事の滑り出しの段取りだけは付…

「トイレの神様」が思い出させてくれたもの

年末の紅白で「トイレの神様」を聴いて、中々良い歌だなあ、でもどっかできいたことあるなあ、この歌詞、と思っていた。 確か中学校の国語の時間で習った詩だったような、と思っていたら、昨日、毎日新聞の投書欄で 同じことを考えていた人を発見、国鉄職員…

いきなり深夜バス

仕事始めからまだ2日しか経たない昨夜、こじれた仕事をほぐしているうちに夕食もとれないまま夜中になり、職場を出て新橋に向かうも、鎌倉に帰れる終電を逃してしまった。こうなったら腹ごしらえ。新橋駅前の吉野家で牛丼をかき込み、12時40分発の逗子…

明日から仕事

年末年始休暇もあっと言う間。28日のみ有給休暇で、一週間の休みだった。 28日は息子を川崎の矯正歯科に付き添い。「歯の磨き方が悪すぎる。ちゃんと指導を」と叱られる。その後、せっかくの機会と息子を霞が関に連れ出して、首相官邸、国会議事堂、皇居…

夜更かし

同窓会も兼ねた忘年会で、懐かしい顔ぶれの人たちと美味しい酒を飲んだ昨夜。12時頃、自宅に帰りつくと降るような星空。そうだ、今日はふたご座流星群が極大の日。新聞を読んだり、入浴したりした後、午前2時ごろから自宅ベランダに出て星空を眺めた。何…

ダイエット足踏み中

9月から始めたダイエットの結果、3か月経って3キロ減!1か月1キロずつ、順調に、と言いたいところだが、1か月前に3キロ減を達成した後、この1か月は一進一退。足踏み状態に陥った。週に3回くらい、朝はジュースだけにしていたのだが、どうもそれだ…

お気に入りの場所で

今、鎌倉は紅葉が真っ盛り。このところ、週末は天気がいいので、持ち帰り仕事をほったらかして、つい自宅からふらふらと散歩に出てしまう。 先週末は、源氏山公園から佐助稲荷神社まで短いハイキング。 そして、今日は浄光妙寺へ。 鎌倉駅の北に広がるこの界…

序の舞

先週金曜日の夜、仕事を早めに切り上げ、タクシーで夜間開館中の東京近代美術館に駆けつけた。 上村梅園展。 実は、美術好きの私は西洋画派で、日本画はあまり見ないのだが、何故か、この展覧会は、見たいな、と思い続けてきた。 京都の女流画家として、明治…

不思議な展覧会「つながる心」

会社の先輩だったSさんが、亡くなる直前まで執念を燃やしていた、奥さま美奈子さんの遺作展に行ってきた。 パステルで画かれた絵の数々、楽しげな動物。 特に、この「ハピネス」という絵が気にいったので聞いてみると、 http://blogs.yahoo.co.jp/soel917/f…

通勤電車で座らないこと

通勤電車で座らないことってこんなにいいとは思わなかったな。 毎日往復2時間立ってるのは疲れる、と思い込んでいたけど、違っていたんだな。思いがけず、前に座っている人が席を立った時は、昔は「ラッキー」と思ったが、今は座りたい誘惑を振り払うのに必…

一念発起

2週間前から一念発起した。小さなことだが、自分の健康と将来のために。1.電車で座らない モスクワに赴任するまでは、終電帰りが当たり前の職場だったので、鎌倉から東京まで片道1時間の通勤通勤は、貴重な睡眠時間として、これまでは 必ず座れる電車に…

浦上天主堂写真展

もう一週間以上前だが、23日の祝日、銀座の画廊で開かれていた浦上天主堂の写真展に行ってきた。長崎の原爆投下の爆心地に近く爆風で大破し、ミサの準備中だった司祭ら三十数人が即死した。掲示されているのは、被爆直後から解体される1958年までの浦…

北海道馬旅キャンプ

3年前の日記に書いた北海道馬旅キャンプ。 http://d.hatena.ne.jp/yula355/20071201 ずっと息子に参加させたいと思っていたが、やっと今年の夏、念願かなった。十勝の牧場で1週間。牧場で自分の馬を捕まえるところから始めて、乗馬練習、馬の世話、馬小屋…

帰国して1カ月

モスクワも記録的な猛暑だったが、日本の夏がこれほど強烈だったとは。 寝室にエアコンがない我が家は、窓を全開にして寝ても明け方目が覚めてしまう。全身汗ぐっしょりで、パジャマを変えねばならない毎日。 部屋はいまだに、段ボールが我が者顔で居座った…

犬が好き

残業を終えてオフィスを出るときに、まだ居残っている同僚達を激励(邪魔?)して帰るのが好きである。 今日もそうして帰ろうとコートを着たままオフィスをぶらぶらしていると、ある女性管理職の机に、映画の「犬と私の10の約束」のカードが張られてあるのを見…

 安い不動産にはご注意

地元の新聞の折込不動産広告にはマメに目を通すようにしているが、今日の新聞に、駅から徒歩圏内でえらく安い物件があった。住所からして日当たりの良い閑静な住宅地。ありえない額・・・・と思ってよく見ると、「心理的瑕疵あり」の文字が。 大学のとき習っ…

ホースセラピー

子供たちへの自然体験活動を実施しているNPOの関係者の方に、そのNPOがホースセラピーの手法を使って実施している、いのちの大切さを感じさせるプログラムの話を聞いてすごく感動したのでご紹介したい。「ネイチャーキッズ北海道プログラム」自然に親…

 Mission

「しごと」とはなんだろうか。 生活の糧を得るため。自己実現のため。或いは人生を楽しむための資金を得るため。 どれも正しいと思う。 一生の仕事を求めて、転職を繰り返す人も多い。 そのような人は「青い鳥症候群」と言われて批判されてもいるが、 自分が…

同期会

ご多分に漏れず、我が社も同期入社組同士はおおむね仲が良いようで、よく飲み会なんぞやったりする。合併会社なので、たまにはそれぞれの旧会社の同期会を合同でやったりするが、旧会社の同期会の快さはまた格別である。初年兵の気持ちに戻って、馬鹿話もで…

嵐のち快晴、の週末

今週も都内の学校めぐりや福井への出張などがあり、忙しかった。 土曜日は息子の学校の授業参観。仕事柄学校にはよく行くが、息子の授業参観は特別である。仕事の授業参観とは違い、落ち着いてみていられない。さて今朝は5時起きして坐禅! 1ヵ月ぶり。昨…

息子とお祭り

息子をお祭りに参加させるためにこの連休、わざわざ大阪に帰った。 今の自宅の地区では地域の人が参加するお祭りがない。小さいうちに、「お祭り」に自ら参加して、その熱気を体験させてやりたいと思ったのだ。 「お祭り」とは、私の生まれ育った大阪・泉州…

大塚国際美術館に行く

一度行って見たかった。すべてレプリカではあるが、世界中の名だたる美術品がいっぺんに見られる、という触れ込みと、レプリカだけの「美術館」と教育施設としての「博物館」との関係について考えてみたいと思っていたのだ。 大阪から乗った高速バスを鳴門公…

大学での講義

ここ数ヶ月、目下最大の懸案であった大学での講義が終わった。これまで大学で話したことは何度かある。しかしそれは学会発表だったり、シンポジウムでのシンポジストであったり、資格取得に特化した講義だったり、ともかく限られた関係者を相手に話すことが…

忙しい週末

29日は午前中はロシア語のレッスン。午後は御茶ノ水で国際科学技術オリンピック関係の催しに参加し、国内の予選を勝ち抜いて来年の国際大会に出ようかという高校生たちを激励した。このような催しに参加するたびに、すごい子供たちもいるものだと感心する…

子どもの運動会

今日は息子の運動会であったが、わざわざ関西から母が応援に夜行バスで駆けつけてくれた。しかも明日は実家で母と同居している私の弟の娘の運動会があるということで、泊まらずにまた夜行バスで帰って行った。夜行バス連泊など、若い時ならいざ知らず、私で…

理科教育、実験、東京タワー

今日は午前中、東京理科大学での理科教育のシンポジウムに出席した。理科教育については名だたる専門家が揃っての議論で非常に分かりやすくためになったが、質疑応答でフロアの新聞記者から、「理科の授業時間を増えることを喜んでばかりいていいのか。特定…